社会人10年目を迎えて
12月1日から一斉に新卒採用が始まったニュースを耳にした。日本の有名企業の説明会のネット予約はすぐに埋まってしまったという。私は今年で社会人10年目だ。就職氷河期だったこともあり、ひたすら日本の有名企業を受験していたのを覚えている。
しかし10年後、私は日本企業を辞め、外資系のGEで働いている。この10年間に私に何が起こったのかを今日は書きたい。
その前に簡単に日系と外資のキャリアの築き方の違いについて、私なりの解釈で説明したい。日本企業は終身雇用の元、長いスパンでキャリアパスを考えている。最初の数年は現場からスタートし、数年毎に異動しながら、ジェネラリストとしてのキャリアを積んでいく。本当にキャリアトラックに乗っているかわかるのは40歳代後半だ。一方、外資系企業では新卒でもスペシャリストとしてスキルを磨いていく。スキル次第では年齢に関係なく昇進が可能だが、終身雇用ではないので成果が上がらなければ会社を去る必要も出てくる。
このブログを読んでくれている人は外資に興味があるだろうが、日系・外資それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらが正しいということではなく、自分にフィットするかどうかじっくり考えてほしい。私なりの結論は下記の通りだ。
私は日本企業で7年働いた後、アメリカのMBAに行って、GEに入社した。日本企業で社会人としてのマナーやコミュニケーションスキルを得られたことには感謝している。しかし、同期と横並びの昇給や研修の機会、厳しい先輩・後輩の上下関係に嫌気がさしてしまった。アメリカにMBA留学してその思いは更に強まった。それよりも自分が頑張ったら頑張った分だけ報われ、適度な上下関係のある外資を選んだ。
外資を選んだことは終身雇用の制度から外れたわけだから、定年までのんびり過ごすことはできない。常に自分のスキルを磨く努力を続けなくてはならない。努力の成果は外資系では如実に現れる。例えばFMP(ファイナンスのリーダーシッププログラム)の卒業生の中には、30歳代で財務部長になった例もある。
自分には出世できる自信がないと思っている人もいるかもしれない。しかし、若いことの利点は失敗してもチャンスはあるということ。日本企業で30歳代の間がむしゃらに働いてきて、40歳を過ぎて、自分が幹部候補生でなかったと宣告されても、それ以降の転職は非常に難しい。それよりは、若いうちにたくさん失敗して、自分に力をつけたほうがよっぽど良い。人生は一生に一度限り、悔いのない人生を過ごすためにもこのブログに共感する人は、GEに挑戦してみてほしい。
(Yasuhiro O. – HRLP)
■参考情報■
GE新卒採用情報




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