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GEを舵取りするライセンス

先日赤坂オフィスにて、社員に対し社内ITサービスを啓蒙するイベント”IT Expo”が2日間にわたり開催されました。パートナー企業さんを含め7つの展示ブースにおいて、さまざまな最新サービスが紹介されたほか、レクチャーやお楽しみイベントもあり、多くの社員が足を運んでくれました。 既出のように私はローテーション外の任意活動としてソーシャルメディアの啓蒙活動を行っており、今回のイベントでもソーシャルメディアブースを出展、またレクチャーに登壇しました。 今回はこのイベントの準備を通じ認識したGEの姿について記しましょう。 【日本におけるソーシャルメディア推進】 ご存じのとおりTwitter, Facebookといったソーシャルメディアが昨今大きな注目を浴びていますが、各企業でもこういったコミュニケーションツールを生産性向上やマーケティングに活用できないか、という試みが続々行われています。 弊社でも、海外では ecomagination, healthymagination のように、ソーシャルメディアを多用したマーケティング活動を数多く行っており、先進事例としてメディアにも紹介されています。 こういった活動を日本でも加速させるため、私は Yammer! というフリーのSNS (Social Network Service) をベースに、「とにかくまず触ってみよう」という活動を推進しています。 目下、私たちの立ち上げたグループはメンバーも100名を超え、Yammer! 上では世界でも有数の規模を誇っています。 【攻めと守り】 そうした活動の延長としての今回の”IT Expo”展示だったのですが、準備の過程で一つ山場がありました。 一般に、新技術の初期の推進局面においては攻め、つまり広告してどんどん使って試してもらうことが重要なのですが、「ITガバナンス」を任ずるシステム部門は、どうしても最悪の事態を考え守勢に、守勢に、と廻ってしまうことがあります(もちろん情報セキュリティや個人情報といった面の指導を併せて行うことは必要です)。 実は事前調整不足の結果、そういった方の逆鱗に触れてしまいました。「すでにイントラネットで提供されている社内専用のブログ/掲示板サービスを使用すること。見てくれは違っても機能としては同じである。」といった無茶なお触れが出、一時は「ああ、これでもう万事休すか」と。しかし腹を割って話をした結果、妥協点を見出すことができました。その方は必ずしも憲兵的なマインドでそうしたのではなく、折から米国本社で社内SNSの改革が画策されており、ある意味その潮流を待つため、私たちを牽制していたのでした。 さて、実は私がこの経験から学んだのは、ソーシャルメディアという主題とは少し離れた点です。 それは、社内の最先端の、あるいは聡明な動きが太平洋を越えて私たちに届くのには、応分の時間が必要である、ということです。 【GEを舵取りするライセンス】 少し話は変わりますが、みなさんゲーム等でフライトシミュレータをされたことがあるでしょうか。 セスナのように小型の飛行機であれば、操縦桿を倒すと即座に機体の向きが変わってくれますが、いわゆる「ジャンボジェット」のような大型の機材になればなるほど、操舵しても方向が変わるまで相当な時間がかかるようになります(蛇足ですが…私がシミュレータをする際はビジネスジェットくらいのが好きですね)。 実は巨大企業であるGEにも似た面があります。本社のトップマネジメントが、あるいは知識センターであるCOE (Center of Expertise) が新たなイニシアチブを推進せんと操縦桿を切り始めても、組織の規模上、それが私たちに届くのにどうしても時間がかかってしまうことがあるのです。逆に私たちがグローバルに対し発信するボトムアップのメッセージについても、同じことが言えると思います。 旅客機のパイロットは、機材に応じた操縦免許を取得します。それと同じように、GEという超巨大複合企業を「操縦」するためには、それに応じた舵取りを学ばなければなりません。リーダー候補としてGEへの転職を目指すみなさんは、これまでに取得した「ライセンス」を一旦棚上げにし、新たな機体操作を学習する必要があるという点、留意しておかれるとよいかと思います。 今回は以上です。 (Junichi O. – IMLP)

GEという会社を考える

GEは世界的にリーダーシップが優れている会社として認知されています。直近では、HayGroupというマネジメント・コンサルティング会社が発表した、世界でリーダーシップが最も優れている企業トップ20の第1位に、GEが選ばれました。その他には、P&G、インテル、コカコーラ等世界で名立たる企業が挙がっています。GEでは、個々人がよりよいリーダーとなるべく、リーダーシッププログラムをはじめとして様々な施策が実施されていると同時に、組織として社会でどのようにリーダーシップを発揮すべきか、ということも真剣に考えている会社です。 トーマス・エジソンが「世界がいま本当に必要としているものを創るのだ」という言葉を残している通り、GEは企業ミッションとして、世界が直面する困難な問題の解決への取り組みを挙げています。その一環として、環境・経済を両立させる「エコマジネーション(ecomagination)」と、医療・ヘルスケアを対象とした「ヘルシーマジネーション(healthymagination)」の2つのイニシアティブを立ち上げ、イノベーションを推進しています。エコというと、エネルギー部門、ヘルシーというとヘルスケア部門と限定しがちですが、GEでは、すべての分野のプロフェッショナルが本業の仕事とは別に、頭脳を持ち寄り、会社としてよりよい社会を実現するビジネスチャンスを考えていることは、私にとって新しい発見でした。 ヘルシーマジネーション、つまり、よりよい医療の提供・健康維持のためにGEとして何が出来るか、ということを考える上で、日本が直面している高齢化社会を無視することは出来ません。日本は長いこと、長寿大国として世界にその名をはせて来ました。現在の日本女性の平均寿命は世界第1位、男性も第4位に入っています。今後更に長生きになると予想されています。同時に、日本の出生率は2007年時点で1.34%、今後大きく回復する見込みは立っていません。少子高齢化は早いスピードで進行し、現在の65歳以上の高齢者人口は人口全体に対して22.1%(高齢化率)、2035年には33.7%、2055年には40.5%へ上昇すると推定されています[1]。社会構造は瞬く間に変わっていきます。 日本の少子高齢化については、年金や医療への財源をはじめ、労働力、生産性の観点からも社会問題であるという認識はあったものの、日々の生活の中で強く問題意識を持ち、解決するために何が出来るかということを考えたことは正直なかったというのが本音です。このブログを読まれている方々も、もしかしたら似たような状況かもしれません。GEに入って大きく変わったのが、この高齢化社会がもたらす問題に対して、企業としてどういう取り組みが出来るか、日本の高齢化社会を高活力社会へと導くための事業戦略を立て、日本のみならず世界の高齢化社会対策へのリーダーシップをどのように発揮できるかについて、考えるようになったことです。 キャリアにおいて、1つの専門分野を掘り下げることは非常に重要だと思います。私は社会に出てからずっと金融業界に身をおいてきました。金融のプロフェッショナルとして、金融分野での専門性を深めるのはもちろん大切ですが、きっとそれはどこの金融機関でも実現できることです。専門性を深めつつ、その知識をどう応用することが出来るか、つまりGEが展開する様々なビジネスとの関わりを最大限生かし、社会問題へGEだからこそどう取り組むことができるか、というまた違った頭の使い方が出来るのは、GEならではのキャリアかもしれません。まさに、GE imagination at work。 (Risako S. – ECLP) [1] エコノミスト・インテリジェンス・ユニット報告書「シルバーからゴールドへ:日本における高齢化社会の可能性」参照、国立社会保障・人口問題研究所推定

ECLPカンファレンス in 上海

私は今、ECLP(Experienced Commercial Leadership Program)という、
セールス・マーケティングにフォーカスしたリーダーシッププログラムに所属していますが、
1月10日(月)から1月14日(金)まで、同じプログラムに参加している世界中のメンバー200名程を、一同に会したECLPカンファレンスが行われました。カンファレンスは1月と7月の年2回行われ、今まではアメリカで開催されていましたが、今年は世界の注目を集めている中国の上海。私自身、訪中は初めてでしたので、非常に楽しみにしていました。上海を訪れたことのある知人から事前に聞いていましたが、上海は建設中の建物が非常に多く、まさに成長過程の大都市という感を受けました。

転機

昨年11月8日に、弊社はプレスリリースを通して、世の中に新部門である
GE Global Growth & Operationsの誕生を正式に発信しました。
同時に、こちらの部門を受け持つ責任者として、GE副会長であるJohn G. Riceを任命したことも発表しました。
このニュースは、一気に世界中に広がり、いよいよ今年発動するこの新部門のチーム編制と
その本格的な始動が注目されています。

さてと、ここでクエスチョン。
こちらの新部門は、弊社にとって、どんな存在意義を果たしているのでしょうか。