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私がGEを選んだ理由

 就職活動が始まるこの時期になると、私はなぜGEを選んだのかとよく質問されます。しかし、私はいろいろある会社の中から一つを選ぶというよりも、外国人であり工学専攻の女子である私をうまく受け入れてくれる会社を探していたというほうが正しい表現かも知れません。今日は私の就職活動で重視していたことについて話したいと思います。

 その時期私が会社説明会で一番注目していたのは、グローバルとダイバーシティでした。というと今はどこの会社でもグローバリゼーションとダイバーシティに注力していると思うかも知れません。確かにこの二つの言葉は就職活動のトレンドでもあり、どの会社説明会でも欠かせないキーワードでもあります。そこで私は、会社という組織において、この言葉がどのような意味を持つのかを考えるようになりました。その結果、見つけたのが私の場合はGEだったのです。

 グローバル企業というのはどういう会社でしょう。外国の資本で運営される会社?海外に拠点を持つ会社?社内に外国人がたくさん働いている会社?私が思うグローバル企業はビジネスをどれだけグローバルな視点でとらえ、それぞれの国を理解した上で戦略を考えているかどうかがポイントだと思います。スコープがグローバルだからではなく、ビジネスがグローバルに成り立つことが本当の意味のグローバル企業だと考えました。例えば、日本で成功したビジネスを海外に持っていくだけでは、グローバルとはいえません。しっかりと海外でもそのビジネスを成功させる「目」を持つのがグローバル企業だと思います。反対の場合も同じです。海外で有名な企業でも日本でしっかりと定着できないのは、その企業は日本市場を正しく理解できなったのかも知れません。

 このように本当の意味のグローバル企業は、どこの国から発信してどこの国でビジネスを展開しても、ローカルとグローバルのバランスがうまく釣り合い、企業と顧客のニーズを正しく理解できる企業だと思います。GEの場合は、日本はもちろん世界中に存在するGEの工場や研究所が、本拠地であるアメリカと同じ発信力を持ち、その力がバランス良く釣り合っていたからこそ、GEというグローバル企業が存続しているのだと思います。他の企業のようにヘッドクォーターの発信だけで終わらないことがGEの特徴であり、そのことがGEで働く魅力の一つだと感じています。

 このようなローカルとグローバルのバランスが、ダイバーシティにもつながると思います。日本で言うダイバーシティは、男女や年齢に関係なく平等に働ける職場だと描写されることが多いです。しかし、私が思うダイバーシティは目に見える違いが混ざっている状態だけではなく、その違いから生み出されるそれぞれの個性を尊重し活かし合える環境のことをダイバーシティと言うべきだと思います。ビジネスをグローバルに展開していくには、ビジネスを多角的に理解する必要があります。その多角というのは、それぞれの違う個性や考え方を持つ人たちがビジネスに対する自分の意見を自由に表現できる職場でこそ成り立つものだと思います。このブログからもGEの職場環境についてはよく話されています。その話のベースになるのが、このように自分の意見を自由に伝えることができ、それが当たり前とされている、GEのフランクでフラットな文化だと思います。各々の違う背景や考え方が相違点としてとらわれるのではなく、むしろその違いをその人の個性として尊重してくれる環境、それが、私がGEを選んだ一番の理由でもあります。

 このブログをご覧の方々もどの企業が一番良いのか迷われていることと思います。私は良い企業を探すというよりも、自分の個性にあった組織を見つけてほしいとアドバイスしたいです。先輩社員の話を通じて、その企業がどのようにビジネスに取り組んでいるのかを観察し、その中の自分を描いてみるのはどうでしょうか。私のようにグローバルでダイバーシティな会社を探しているのでしたら、GEはその答えになれると私は思います。

(Jungeun L. – OMLP)

「People Development(人材育成)」

GEの「People Development」はGEを象徴するいくつかの言葉の一つであると思います。私もOMLPになって以来、数々のGE Leadership Trainingを通してLeadershipというテーマにすごく興味を持つようになりました。将来GEのリーダーになりたいという夢に向かって、日々の業務の中でも周囲のリーダーを観察しながら、良いリーダーシップ、自分がなりたいリーダー像を具体的に描いています。今日は私が今までGEのLeaderを観察して感じたことを話したいと思います。

ダイバーシティを考える

先週末、私は知り合いの女性が数名集まるということで、所謂女子会に参加してきました。参加者は同じ年に生まれ、独身、既婚子なし、既婚子育て中という様々な状況ながらも、みな共通して仕事を続けています。官僚、アート・ビジネスで頑張る人、ベンチャー企業の社長、ビジネス・スクール在学中で進むべき方向を模索中、国際機関で頑張る人、金融業界で働く人と、輝く舞台はそれぞれです。

ブラジルでのHRLPセミナーで感じた自分の存在感

HRLPでは年2回海外で開かれる1週間のセミナーに参加する。今年の第1回目のセミナーは、ブラジルのサンパウロで開催された。日本からブラジルへの直行便はないため、私は現在のローテーション先のヘルスケア部門の本社があるロンドンに立ち寄った後、ブラジルに向かった。飛行機に乗っている時間だけで24時間と大変長いフライトだった。
全世界で約80名いるHRLPの中で、約半分のプログラム生が米国以外の出身である。セミナーのカリキュラムはよく練られていて、1)Global mind-setの授業、2)人事トレーニング(セミナー参加数によって違うトレーニング。今回は “Conducting investigation”を受講した)、3)ビジネスリーダーのスピーチ(GDP成長率7.5%のブラジルのメインはエネルギー産業)、 4)工場見学、5)現地の子供たちとの交流 などがある。

GEという会社を考える

GEは世界的にリーダーシップが優れている会社として認知されています。直近では、HayGroupというマネジメント・コンサルティング会社が発表した、世界でリーダーシップが最も優れている企業トップ20の第1位に、GEが選ばれました。その他には、P&G、インテル、コカコーラ等世界で名立たる企業が挙がっています。GEでは、個々人がよりよいリーダーとなるべく、リーダーシッププログラムをはじめとして様々な施策が実施されていると同時に、組織として社会でどのようにリーダーシップを発揮すべきか、ということも真剣に考えている会社です。 トーマス・エジソンが「世界がいま本当に必要としているものを創るのだ」という言葉を残している通り、GEは企業ミッションとして、世界が直面する困難な問題の解決への取り組みを挙げています。その一環として、環境・経済を両立させる「エコマジネーション(ecomagination)」と、医療・ヘルスケアを対象とした「ヘルシーマジネーション(healthymagination)」の2つのイニシアティブを立ち上げ、イノベーションを推進しています。エコというと、エネルギー部門、ヘルシーというとヘルスケア部門と限定しがちですが、GEでは、すべての分野のプロフェッショナルが本業の仕事とは別に、頭脳を持ち寄り、会社としてよりよい社会を実現するビジネスチャンスを考えていることは、私にとって新しい発見でした。 ヘルシーマジネーション、つまり、よりよい医療の提供・健康維持のためにGEとして何が出来るか、ということを考える上で、日本が直面している高齢化社会を無視することは出来ません。日本は長いこと、長寿大国として世界にその名をはせて来ました。現在の日本女性の平均寿命は世界第1位、男性も第4位に入っています。今後更に長生きになると予想されています。同時に、日本の出生率は2007年時点で1.34%、今後大きく回復する見込みは立っていません。少子高齢化は早いスピードで進行し、現在の65歳以上の高齢者人口は人口全体に対して22.1%(高齢化率)、2035年には33.7%、2055年には40.5%へ上昇すると推定されています[1]。社会構造は瞬く間に変わっていきます。 日本の少子高齢化については、年金や医療への財源をはじめ、労働力、生産性の観点からも社会問題であるという認識はあったものの、日々の生活の中で強く問題意識を持ち、解決するために何が出来るかということを考えたことは正直なかったというのが本音です。このブログを読まれている方々も、もしかしたら似たような状況かもしれません。GEに入って大きく変わったのが、この高齢化社会がもたらす問題に対して、企業としてどういう取り組みが出来るか、日本の高齢化社会を高活力社会へと導くための事業戦略を立て、日本のみならず世界の高齢化社会対策へのリーダーシップをどのように発揮できるかについて、考えるようになったことです。 キャリアにおいて、1つの専門分野を掘り下げることは非常に重要だと思います。私は社会に出てからずっと金融業界に身をおいてきました。金融のプロフェッショナルとして、金融分野での専門性を深めるのはもちろん大切ですが、きっとそれはどこの金融機関でも実現できることです。専門性を深めつつ、その知識をどう応用することが出来るか、つまりGEが展開する様々なビジネスとの関わりを最大限生かし、社会問題へGEだからこそどう取り組むことができるか、というまた違った頭の使い方が出来るのは、GEならではのキャリアかもしれません。まさに、GE imagination at work。 (Risako S. – ECLP) [1] エコノミスト・インテリジェンス・ユニット報告書「シルバーからゴールドへ:日本における高齢化社会の可能性」参照、国立社会保障・人口問題研究所推定