Japan

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日本から世界へ

私は、この11月よりリーダーシッププログラム(ECLP)の一環で、GEヘルスケアのグローバルCT事業推進本部でプロジェクトを開始した。この部署は、日本で開発したCT Optima660という製品をグローバルにマーケティングを行う部署である。

日本のチームが、グローバルチームの中心として、グローバルビジネスを牽引している。もともとこの製品は、日本向けに作られたものであるが、非常に評価が高かったため、日本発で米国、ヨーロッパ、中国、東南アジア、ロシア、ブラジルなど全世界に展開をしてきた。

日常的に、海外の方々と仕事を行えるのは、常に刺激になる。先日も中国やインドのチームが日本に来て、皆でディスカッションを行った。チームで一緒に山登りにも行き、仕事を越えた、人間関係を築くこともできた。多様性の重要性がよく語られるが、違う視点を持つ人々と交わることで、自分自身が多くの気づきを得ることができることをよく実感する。たとえば、中国では、「坂の上の雲」のような上を目指す雰囲気があり、拡大するマーケットに対してどのように対処するのかが重要なポイントであるが、日本の場合は、縮小マーケットの中でどのように競合からシェアを奪うのかということが主眼となる。同じ製品を売るのでも、マーケットの状況によって価値の提案の仕方に大きな違いがあることを感じた。

GEのCTビジネスの中核を占めるこの製品に関する次世代のブランディングが今回のプロジェクトである。非常にチャレンジングなアサインメントであるが、製品だけでなく私自身もグローバルな人材になれるよう、日々精一杯努力したいと思う。

(Ryoichi T. – ECLP)

私たちの ”ベイビー” を紹介します。

少し前の話ですが、今年の日本超音波医学会学術集会(5月27-29日)は、記念すべき学会となりました。
私たちGE ヘルスケア・ジャパン 超音波開発チームの ”ベイビー”:新しい超音波画像診断装置 『LOGIQ S8』 が、堂々と日本国内初お披露目を迎えたのです。

メカニックエンジニアが元気で骨太なカラダを与え、
ハードウエアエンジニアが強靭でパワフルな心臓を埋め込み、
そこにソフトエンジニアとシステムエンジニアが聡明な魂を吹き込こみました。
その他にも多くのスタッフが心血を注ぎこみ、文字通り、手塩をかけて育ててきた私たちの ”愛娘(まなむすめ)” です。

想像をカタチにするチカラ

There is a resource so limitless. 無尽蔵の資源がある。 That it can never be exhausted, その資源は永遠に枯渇することがなく、 And so powerful it can accomplish any task. そしてあらゆるタスクを遂行できるほどにパワフル。 That resource is imagination. その資源とは、想像力である。 前々回に引き続き、またGEのTVCMから熱いフレーズを拝借して来ました。 GEはとにかく”Imagination”が大好きです。 いや、GEはimaginationという無尽蔵の”ガソリン”を燃やして、世界をリードし続ける巨大なエンジンといっても過言ではありません。 GEは2005年に『ecomagination(エコ+イマジネーション)』を立ち上げ、 2009年には『healthymagination(ヘルシ+イマジネーション)』を立ち上げました。 これらはエコ、健康という大きなグローバルニーズに対してGEの”imagination”を真っ向から全力でぶつけるコミットメントで、それぞれ大きな成果をあげつつあります(詳細はリンク先へ)。 そして、GEの存在理由とも言える”Imagination”は会社ロゴにも用いられている”Imagination at work” =『想像をカタチにするチカラ』です。 少し前置きが長くなりましたが、私がいるヘルスケア分野の”imagination”を紹介したいと思います。 今日のキーワードは、クロスモダリティ。 医療検査機器には検査目的に応じて多くのモダリティがあります。私が開発に携わっている超音波診断機器をはじめ、MRI(核磁気共鳴画像法)、X線CT、マンモグラフィ、PET(陽電子断層法)etc. それぞれモダリティの強みを生かし、その相乗効果でより詳細な情報を提示し、検査精度や治療効果を向上させることがクロスモダリティのコンセプトです。 一つ目の例として、PET/CTがあります。 PETは一部のがんに対して非常にすぐれた検出能力を持っていますが、原理的に空間分解能にすぐれません。全身スキャンで病巣の”だいたい”の場所は分かるものの、詳細まではつきとめられません。 分かりやすく言えば、Google Mapで日本列島全土を俯瞰はできたものの、見たい街レベルまでにスケールダウンできないようなものです。 そこでエンジニアたちのImagination。 空間分解能にすぐれる”道案内人”CTを同じ筐体に組み込んで登場したのが、PET/CTでした。 PETとCTの同時検査結果が一枚のイメージに重なることで、医師たちは病巣が”住む街”を知ることが可能となったのです。 もう一例は、超音波とMRIやCTのFusionを可能にしたVolume Navigation 技術です。 この技術によって、超音波の高分解能やリアルタイム性と,MRI、CTの高感度や客観性の組み合わせが可能となりました。現在は主に腹部の検査で用いられ、特に肝臓の腫瘍でその強みを発揮しています。 さらに多くのクロスモダリティテクノロジーを世に送り出すべく、GE Healthcareのエンジニアは今日もImagination [...]

GEという会社を考える

GEは世界的にリーダーシップが優れている会社として認知されています。直近では、HayGroupというマネジメント・コンサルティング会社が発表した、世界でリーダーシップが最も優れている企業トップ20の第1位に、GEが選ばれました。その他には、P&G、インテル、コカコーラ等世界で名立たる企業が挙がっています。GEでは、個々人がよりよいリーダーとなるべく、リーダーシッププログラムをはじめとして様々な施策が実施されていると同時に、組織として社会でどのようにリーダーシップを発揮すべきか、ということも真剣に考えている会社です。 トーマス・エジソンが「世界がいま本当に必要としているものを創るのだ」という言葉を残している通り、GEは企業ミッションとして、世界が直面する困難な問題の解決への取り組みを挙げています。その一環として、環境・経済を両立させる「エコマジネーション(ecomagination)」と、医療・ヘルスケアを対象とした「ヘルシーマジネーション(healthymagination)」の2つのイニシアティブを立ち上げ、イノベーションを推進しています。エコというと、エネルギー部門、ヘルシーというとヘルスケア部門と限定しがちですが、GEでは、すべての分野のプロフェッショナルが本業の仕事とは別に、頭脳を持ち寄り、会社としてよりよい社会を実現するビジネスチャンスを考えていることは、私にとって新しい発見でした。 ヘルシーマジネーション、つまり、よりよい医療の提供・健康維持のためにGEとして何が出来るか、ということを考える上で、日本が直面している高齢化社会を無視することは出来ません。日本は長いこと、長寿大国として世界にその名をはせて来ました。現在の日本女性の平均寿命は世界第1位、男性も第4位に入っています。今後更に長生きになると予想されています。同時に、日本の出生率は2007年時点で1.34%、今後大きく回復する見込みは立っていません。少子高齢化は早いスピードで進行し、現在の65歳以上の高齢者人口は人口全体に対して22.1%(高齢化率)、2035年には33.7%、2055年には40.5%へ上昇すると推定されています[1]。社会構造は瞬く間に変わっていきます。 日本の少子高齢化については、年金や医療への財源をはじめ、労働力、生産性の観点からも社会問題であるという認識はあったものの、日々の生活の中で強く問題意識を持ち、解決するために何が出来るかということを考えたことは正直なかったというのが本音です。このブログを読まれている方々も、もしかしたら似たような状況かもしれません。GEに入って大きく変わったのが、この高齢化社会がもたらす問題に対して、企業としてどういう取り組みが出来るか、日本の高齢化社会を高活力社会へと導くための事業戦略を立て、日本のみならず世界の高齢化社会対策へのリーダーシップをどのように発揮できるかについて、考えるようになったことです。 キャリアにおいて、1つの専門分野を掘り下げることは非常に重要だと思います。私は社会に出てからずっと金融業界に身をおいてきました。金融のプロフェッショナルとして、金融分野での専門性を深めるのはもちろん大切ですが、きっとそれはどこの金融機関でも実現できることです。専門性を深めつつ、その知識をどう応用することが出来るか、つまりGEが展開する様々なビジネスとの関わりを最大限生かし、社会問題へGEだからこそどう取り組むことができるか、というまた違った頭の使い方が出来るのは、GEならではのキャリアかもしれません。まさに、GE imagination at work。 (Risako S. – ECLP) [1] エコノミスト・インテリジェンス・ユニット報告書「シルバーからゴールドへ:日本における高齢化社会の可能性」参照、国立社会保障・人口問題研究所推定

クラウドコンピューティングセミナー

GEには、いくつか将来のリーダーを養成するプログラムが存在しますが、私は、ECLP(Experienced Commercial Leadership Program)として2010年7月にGEに入社いたしました。ECLPというのは、Sales & Marketing (GEではこれをCommercialと呼ぶ)領域でのリーダーシッププログラムです。 私の場合は、この2月末までヘルスケアIT本部でプロジェクトを行っておりました。大きなテーマを与えられ、自分で考え、プロジェクトをいくつか立ち上げ、8か月でそれらプロジェクトを遂行いたしました。 その中の一つとして、今回世の中で普及しつつあるクラウドコンピューティングが医療の領域でも広がると考え、医療クラウドに関するセミナーを行う企画を考え、シニアマネージャーを説得し、予算を獲得し、実際にセミナーを行いました。 結果は、会場が満員御礼で参加者にも大変インパクトのある内容で大成功となりました。結果から見ればよかったのですが、途中で数えきれない程、大小のいろいろな困難に直面し、満足にセミナーを行えないのではないかという場面が何度かありました。そんな中、社内のいろいろな方々の助けを借りながら、開催に向けて一つ一つ問題点をつぶしていきました。セミナーの成功を報告すると関係した事業部長の皆さんだけでなく熊谷社長からも激励の言葉を頂きました。 その過程、社内外のいろいろな方と協業をすることを通して多くの学びを得ました。ECLPは修行期間と見なされていますが、実際には現場に放り込まれ、自分でリスクをとり、具体的にビジネスインパクトのある結果を出すことを求められます。 そのような、チャレンジャブルなことを任せてもらえるプログラムですので、我こそはという方は是非ECLPに挑戦することをお勧めいたします。 (Ryoichi T. – ECLP)